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読書をよくする子どもにその理由を聞くと、
「楽しいから」という答えが圧倒的に多いです。
・・・・と言うことは、あまり本を読まない子は「本嫌い」なわけではなく
「読書の楽しさや面白さを知らない」だけかもしれません。
読書で一番大事なのは、やっぱり楽しむこと。
楽しいことなら夢中でやります。
面白いと思えること、好きだと感じたことは飽きることはありません。
読書もそれと同じなのです。
そのためには、コドモ自身にに合った本を選ぶのが重要です。
強制されて読んだ本は「つまらない」以外の何者でもありませんから。
「読みなさい」と強制するのではなく、コドモ自身に合った本にめぐりあえるように
するためには、日ごろから本とふれあう機会を
あっちにも、こっちにもトラップ状態で仕掛けておくと
手に取りやすいです。
また、以前はあまり読まなかった子どもが、 何かのきっかけで読書好きになるケースもよくあります。
このタイミングを逃さず、本の楽しさを教えてあげたいものですよね。
コドモが本好きになるのは、
■家庭内で大人が本を読んでいる
■手を伸ばせば手に届くくらい本が身近にある
■小さい頃からよく読み聞かせをしていたりする
こんな要因があると思います。
コドモは大人のまねをして育ちますから。
いきなりどーんと分厚い長編作品を・・と言っても
読書の習慣がない子供には正直キツいものです。
手ごろな短編集のものが最初はお勧めです。
心理学者の河合隼雄氏は『Q&A こころの子育て 誕生から思春期までの48章』(1999年/朝日新聞社)で
こんな風に語っています。
「子どもはファンタジーによって、いろんなことを言葉ではなく体感的に知っていくという面があります。
小さい 子どもだと、ごっこ遊びの中でいろいろ言いながらやっているでしょう?
「怪獣退治に行こう!」と言ってバンバンやっつけ にいったり、自分で「追いかけてきたぁ」と
言って逃げたりとか、もう何回でも同じことをしている。
その遊びの中で子ども が感じていることを、「ぼくは強いんだ」と言ってもいいし、
「悪いやつをやっつけるぞ!」と言ってもいい。
考えてみたら、おとなが口だけで「あなたは強い子ですよ」とか
「あなたは正しい子よ」と何度口で言ったって、
子どもにしたら何の実感も手応えもない。
ファンタジーの世界で遊ぶことでこそ、
子どもは自分は強いんだ、正しいんだ、 というのを体験できるんです。」
このような疑似体験はテレビやビデオ、ゲームなどでは
決して体験できません。
活字を読み、頭の中でイメージする。
脳内で限りなくリアルな疑似体験が出来るのが読書です。
その中で人の痛みや悲しみ、喜びなどを知っていくのです。
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